日本の田んぼを守る

二〇一一2011年、創業三百年めの春。
東日本大震災がおこった。休む日がつづき、考えこんだ。
・・・百年後にむかって、つないでいこう。
そう決めると、肩がすこし楽になった。
あの日、仕込みを終え、搾りを待つ樽のまえに、みんな集まっていた。大志も、酒づくりも、ひとりではかなわない。